変な笑い声だと思ったら自分だった
こないだYouTubeで生配信をしました。21:00-27:00の6時間。
事前に質問を募集し、男2人でそれに答えていくというラジオ形式。
開始30分でふと思いました。
”しんどい。6時間って決めたやつ誰やねん”
自分でした。
日をまたいだ頃から急激に言葉数が少なくなりました。
ここは飛び道具に頼ろうと、準備していたヘリウムガスを吸うものの、ただただ声が高くなるばかり。
疲れと眠気で頭がぼーっとしていましたが、何とか6時間を完走。最後はサライを熱唱していた気がします。脳内で徳光さんが号泣していました。
いや、前半は調子良かったんですよ。飛ぶ鳥をローストチキンにする勢いでした。
終始、笑い声が絶えない放送でした。自分に才能があるのだと勘違いし、自尊心が膨れ上がってしまうほどに。
放送後、アーカイブされた動画を何度か見直しています。自分の番組を欠かさずチェックする明石家さんま氏の気持ちがよく分かりました。
わたしは自分の創作物を見て、悦に入ることが好きです。
とんでもなく恥ずかしく、愚かなことを言った気がしますが、事実なので仕方ありません。
しかしただひとつ、気に入らないことがありました。
それは自分の笑い声。
あえて文字にするならば、 ”ヒャッヒャッヒャッ” 。
ローマ字入力するならば、hyaxtuhyaxtuhyaxtu。
25歳からはダンディ路線で行こうと思っていたのにもかかわらず、まさかの甲高さ。
残念です。僕は石原プロダクションには入れなさそうです。館さんの付き人から始めようかと思っていたのですが、非常に残念。
自分の笑い声がこんなにも甲高いとは知りませんでした。膨れ上がっていた自尊心もみるみるしぼみました。自分のことは自分が一番知っているようで、案外知らないものなのだと思いました。
ていうかこんなに甲高い声出るんなら、ヘリウムガス要らんやんけ。
完。